”nutte”は、”縫って欲しいものがある人”と、”縫える職人さん”をつなげるプラットフォームです。

1000人ほど登録されている縫う方の職人さんはそのほとんどがプロの方で、プレタポルテの数十万円もするほどのジャケットを縫われている方から、家庭洋裁を趣味でやっている方まで様々だそうです。

「縫ってほしい」と依頼する方には、アパレルメーカーの方やネットショップの方、自分の服を縫ってほしいという方もいらっしゃいます。 

 

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―なぜ、”nutte”を始められたのでしょうか?

広報・アライアンス ブランディングマネージャー 佐藤さま(以下、佐): 代表の伊藤はもともと縫製職人をしておりました。職人さんって平均年収が200万円を下回ると言われているぐらい、海外に仕事を取られてしまっていたり、買い叩かれてしまっていたりするんです。年収が上がっていかないお仕事で。何かできないかな、ということはずっと考えておりました。

取締役 運営統括 村田さま(以下、村): 伊藤は、フィギュアスケートの衣装や、サンプルソーナーをしていました。”サンプルソーナー”とは、1枚を丸々縫う方なんですけれども、例えば工場だと、”この部分だけ縫う人”というようにラインで分かれています。分業していて、その方が速くて効率が良いんです。サンプルソーナーさんは展示会のためのサンプルを1着つくるので、1着丸々縫えます。今nutteに登録いただいている方はほとんどそうなんですが、伊藤も、そのサンプルソーナーをしていました。

腕が良かったみたいで、クチコミも広がって受注が多く入ったそうなんですね。フィギュアスケートは冬の競技なので、時期が被って自分たちが忙しくなった時に、外注で他にお願いしようと思ったら、職人さん同士にはあまり横のつながりがなくて、探すのに苦労したそうです。SNSや掲示板で探したり、業界の中で伝も少しはあったりしたそうなんですが、直接の取引をするとトラブルも多かった。縫う人は仕事に波があり、仕事が定期的にはいる仕組みや外注先に困らない仕組みが必要だと考えたのがきっかけです。

 

―”nutte”で依頼できるのは、”服”のみなんでしょうか?

佐: お洋服だけでなく、縫えるものであればなんでも依頼が可能で、帽子や靴、インテリアのものまで縫っていただけます。これまでですと、こちらが想像もしなかった「テントを縫ってください」というような依頼もあって知らない間に成約していて、驚きました。(笑)

 

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1日に20〜30件の案件が発生し、そのうちよっぽど条件が悪いもの以外、8割から9割はだいたい成約しています。職人さんの数の10倍以上の依頼者様がいらっしゃいますが、プロの方はお仕事が速く、職人さんお一人で月間100着ほども縫える方もいらっしゃって、小さな工場ほどはまかなえる方も中にはいらっしゃるんです。

 

―縫われる方の審査はありますか?

佐: 家にミシンがある方ならどなたでも登録していただけるシステムではありますが、どのような技術や資格を持っているのか、どういった経歴であるのかは事前にお伺いしています。登録していただいた後にはワンピースを縫っていただくテストを実施しておりまして、どれくらいのレベルなのかをこちらで把握できるようにしています。技術の高い方には認定マークを付けて、依頼者の方にも分かるようにしています。

 

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↑ 株式会社ステイト・オブ・マインド様のオフィスに置かれていた、工業用ミシン

 

「私たちは、職人さんをとても大切にしています。」と、佐藤さんは仰います。日本の技術を守るために、今、職人の方が生計を立てられるようにならなければ、縫製職人になりたいと思う次世代の方々も出てこない。若い方、次の世代を育てていかなければならないという使命感を持って、運営されているそうです。

今後はどういったことに力を入れていかれるのか、お伺いしました。

 

佐: 職人さんの中で、年収1000万円を超える人を出したいと思っています。先日、月収で40万円の方がいらっしゃいました。まだまだ1000万円までの道のりは遠いですが、でも、時給1,000円を取るのも難しいと言われている中で、半分のところまできました。あと半分、頑張りたいです。

また、既製品を染めるサービス「and Colors」(https://nutte.jp/andcolors/top.html)を9月に開始しました。これは、1ヶ月に2回染める日を決めて、それまでにお客様から染めたい物を集めて、まとめて染めるというサービスです。1着ずつ染めると金額が少し高くなってしまうのですが、まとめて染めることで少しお安くご利用いただけるというサービスです。

色は限定でこちらが決めていますが、ご希望に沿うこともできますので(別途金額必要)、お気軽にご相談ください!

 

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佐藤さん/上:ワンピースは”nutte”で依頼されたもの、パンツは”and Colors”で染められたもの。 下:パンツにはうっすらと柄が入っています。

 

 

―それでは、シャショクラブのことについてもお伺いしたいと思います。
シャショクラブは、どこでお知りになりましたか?

村: サービスのプレスリリースがfacebookの広告で流れてきて、それで問い合わせさせていただいたと思います。人数的にもマッチしたので、導入させていただきました。

 

―どこに魅力を感じて導入していただきましたか?

村: 福利厚生費として利用できることや、お弁当のラインナップを見て、その豊富さにも魅力を感じました。会社の周りにはランチを食べる場所があまりなく、コンビニで買うことになってしまうんです。栄養バランスも考慮されているところがありがたかったです。

あとは、まだまだスタートアップな弊社は時間が勝負なところもあるので、わざわざお弁当を買いに行ったりランチを食べに出たりするのではなく、オフィスに届けてくれるところも魅力でした。

 

―シャショクラブを知る前に食事補助を検討されていましたか?

村: 以前の事務所の時には、キッチンがあり、人数も数人と少なかったので、私が作ることもありました。ライフで食材を買ってきて、よく作っていましたね。

 

―出来たてが無料で食べられるなんて、それは一番の福利厚生ですね…!羨ましいです。では、シャショクラブ導入にあたって何か懸念点はありましたか?

佐: 「食事はコミュニケーション」だと思っているので、あまりお店がないながらも外に食べに行く時の会話がなくなってしまうことを懸念していました。でも、シャショクラブって毎日利用する必要がないんですよね。なので、日をあわせて外に食べに行くこともできますし、「今日は何ポイントのお弁当頼んだ?」や、「休んだ人の分は誰が食べる?」というコミュニケーションも生まれました。なんだか給食を思い出して、懐かしくて嬉しくなりました。ランチを頼んだかどうかで話題になることも多く、全く心配はいりませんでしたね。

 

―では、シャショクラブ導入で変化や、想定外だったことはありましたか?

佐: 先ほどの”コミュニケーション”もそうなのですが、テーブルでお弁当を囲むようになったことですね。あとは、私は外に出ることも多いのですが、前日に次の日のランチを考えることがこれまでなかったので、予定に合わせて計画的にランチを考えるようになりました。

 

―これまでで、一番お気に入りのお弁当はありますか?

佐: うまいごはん家の、焼き肉弁当です。弊社はこれまで男性が多く、やっと最近女性が増えてきたのですが、女性でもガツガツ食べる人は多くて、助かっています。(笑)

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―シャショクラブに対するご要望、改善点などはありますか?

佐: これから寒くなるので、温まるスープなどの汁物があれば嬉しいです。

また、誕生日の人には毎回、全員で食べられるほどの大きなケーキを日吉まで購入しに行っているので、もしそういうデザートがあって、宅配もしてくれたらとっても嬉しいですね。

あと、注文を忘れてしまうこともあるので、そのアラート機能があったらいいですね。カレンダーで頼んだ日と頼んでいない日が視覚的に分かるとありがたいかもしれないです。お弁当業者さんによって頼める曜日と頼めない曜日もあったりしますよね?それもあわせてパッと見た時にわかると嬉しいですね。

 

―なるほど、それは確かにわかりやすいですね。是非実装に向けて検討させていただきます。 

村田さま、佐藤さま、ありがとうございました!

 

これまでは下請けのお仕事がほとんどだったという職人さんが、お仕事を選べるというシステムの特性上、得意なものからチャレンジしたいものまでお仕事の幅と選択肢を拡げることも可能にしたnutte。

佐藤さんは、「全国各地、秋田や宮城、佐渡島にも職人さんがいるので、その職人さんたちにもいつかシャショクラブでお弁当を届けていただけたら」と言ってくださいました。
実現できるよう、シャショクラブも一歩一歩頑張ります!

 

 

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取材協力

株式会社ステイト・オブ・マインド様

http://state-of-mind.co.jp/

取締役 運営統括 村田様

広報・アライアンス ブランディングマネージャー 佐藤様

 

 

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インタビュー協力:シャショクラブ 石井

インタビュアー・撮影・Writer:サワムラ

 

 

 

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