FIT単価(フィットたんか)

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FIT(Feed-in Tariff)= 固定価格買取制度

 

”「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」は、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で買い取ることを国が約束する制度です。電力会社が買い取る費用を電気をご利用の皆様から賦課金という形で集め、今はまだコストの高い再生可能エネルギーの導入を支えていきます。この制度により、発電設備の高い建設コストも回収の見通しが立ちやすくなり、より普及が進みます。”

 出典:経済産業省資源エネルギー庁HP

http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/surcharge.html

簡単にまとめると、

再生可能エネルギー発電所の電力は、決まった価格で買い取るよ!

利益化しやすいから積極的に再生可能エネルギーを普及させようね!

という国の制度で、日本では2012年にスタートして現在5年度目です。

決まった価格というのは、

 

1kwhあたり●●円

 

というように決まった単価に対して、実際の発電量を測定して支払われます。この単価は、太陽光発電の場合、2012年開始時に40円でスタートし、年度ごとに変動をしています。

 

太陽光発電所 FIT単価年度別
※スマートフォンは画面を横向きにすると表が確認できます。

  平成24年度  平成24年度 平成24年度 平成24年度 平成24年度 平成24年度 平成24年度
買い取り価格(税抜)円/kwh   40円 36円 32円 27円 24円  21円  ??
 買取年数 20年  20年 20年 20年 20年 20年 20年

ご覧のように、買取価格は年々下がっています。

これは、制度の狙いとおり太陽光発電所の建設が増え、関連資材や人員のコストダウンが起こったことに紐づいています。

つまり収支バランスが崩れないようになっているのです。

FIT(フィット)の最大の特徴は、買取単価が20年間固定になるところで、発電所建設の権利を取得した年度の単価が20年間*の売電収入として支払われます。

 

※ 太陽光発電において、認定取得から運転開始までの期限(10kW以上は3年、10kW未満は1年 )が設けられます。

この期限を超過した場合、10kW以上については超過した期間分が調達期間から短縮され、 10kW未満については認定が失効となります。

(平成29年度時点の制度ルール*2)


※2 FIT制度は平成29年4月1日に「改正FIT法」が施行され、現在はそれ以前のFIT制度を【旧制度】と呼ぶことが一般的です。


「電気事業者に よる再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法等の一部を改正する法律」

http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/dl/kaisei/2017_fit.pdf

 

もちろん、初年度の平成24年に権利取得をしたときの40円/kwh が反映された売電収入が20年通して支払われたときの金額が最も大きくなります。

しかし、当時は建設や関連資材(パネルや架台など)のコストを抑えにくく、結果として初期費用が大きく発生していたため大手企業や再生可能エネルギー専業企業の建設が中心でした。

現在は、価格面のハードルがかなり下がったため個人所有や中小企業・町単位での所有も多くなりました。

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※システム費用以外に、土地造成費、接続費、運転維持費などが発生します。

これについてはまた別の記事で触れたいと思います。

 

FIT単価は収支バランスを見て設定されているため、利回り率が大きく変わることはないと言われています。現在は、10~11%での運用がほとんどのようです。

上記表抜粋 年度別 10-50kwh未満(低圧)でのシステム費用平均値
※スマートフォンは画面を横向きにすると表が確認できます。

  平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度
システム費用の推移(税抜)万円/kw 43.1 38.6 35.1 33.2



※FIT単価は、システム費用の10kW 以上全体”平均値”ではなく 10kW 以上全体の”上位 15~17%相当の水準”を採用 している



もしも、所有している土地で太陽光発電所を運用することに興味を持った場合、下記の条件が分かると20年間の収益想定が計算できます。

1.使用面積

太陽光パネルのサイズは共通で決まっているため、土地の形状によっては効率的な設定ができない場合もあるので、ご注意ください。

2.日射量

広大な土地にパネルを敷き詰めることが出来たときも注意が必要です。隣が高さのある林で一日の半分は日陰を作ってしまう、豪雪地帯で冬場は雪が積もる!など環境要因で日射量は変わります。

3.土地の状態

パネルを設置するとき、地面はできるだけ平坦であることが条件です。傾斜がきつい、工事が必要となると条件によっては収益が合わない場合も。

上記のことを確認し、パネル設置を設計するとおおよその年間発電量=年間収益を試算することが可能です。

ご興味がございましたら、弊社第一営業部までご依頼ください。

ちなみに、農業を行いながら上に太陽光発電システムを設置する【営農型】駐車場の上に設置する【カーポート】など、相互活用することも可能です。

ご自身にあった方法でご検討されてみてください。

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